私はデザインの専門学校を卒業し、卒業あとに一時期デザイン業界に就職しましたが、
不向きを感じ、IT業界に転職しました。
そのころ、ITバブル真っ最中で若者はIT業界に就職しやすかったです。
とはいえ、仕事終わってから、会社の事務所でまた勉強、土曜日も社内教育と
遊ぶひまはなかったです。
会社が社内教育に熱心だったのはありがたいことですが。。
それで、異業種からの転職に成功したのですから。
遊ぶひまないくらいでしたが、勉強することが苦ではありませんでした。
ITバブル真っ最中で、ITベンチャー企業が増え始めてる時で
今後ITがどう成長していくのかとても興味があり、
「家電をユビキタスで操作ができるようになる」とかいろいろ夢を持って
仕事をしていました。
今でもIT技術が急成長している時代に、貢献できたのを誇りに思っています。
そして、ある程度IT技術が進んだ今、少し残念に思うときがあります。
せっかくエンジニアがIT技術の成長に貢献し、がんばって商品を開発しても
ユーザの質が低いと商品に下品なイメージがつくということです。
とくにITの進化で残念に見えるのはSNSです。
使い方が下品だとせっかく開発された商品も下品なイメージがついてしまいます。
SNSは、もはや誰でも使うようになり、企業でも活用の仕方が問われるほどプライベートでもビジネスでも浸透しています。
人探しや災害の時など便利な時もあります。
遠距離にいる家族や恋人の様子がわかったり、
有名人のSNSを見ると、雲の上の存在の人が身近に思えたり。
仕事を受注するチャンスが増えたり、自分と同じ思いをもった人を見つけると一人じゃないと思えたり。
ただ、時々SNSの使い方が下品に思う時があります。
人はどうしても右に習えの精神があるので、悪いSNSの発信をしている人が多いと
どうしてもそれが普通と思ってしまいます。
過度にプライベートを自慢したり、中傷のコメントを書いたり、
いやな人間関係が家で1人の時まで続くというのは、もはやITの進歩が人を苦しめているようにも見えます。
顔を合わせないと、会って話してるときより、
悪いことが言いやすくなってしまったりしますよね。
身近になるほど、過度に依存しすぎて
良いも悪いも見境つかなくなってしまうこともあります。
SNSも実際に会ってる時の人間関係のような節度が必要ですね。
あと、ネットの回線速度が速くなったことについて。
ひと昔前、ネットにつなげるためには電話線でつながないとできませんでした。
むちゃくちゃ動きがおそい。
しかも家庭の場合、通話とネット同時にできず、どちらかになっていた時もありました。
今のネット回線はストレスなく、動画もサクサク動くようになり
海外とのテレビ電話も可能になりました。
ただ、それによってゲームが長時間できるようになり、
ゲーム依存、スマホ依存などに陥りやすくなったと思います。
ITの進歩によってできることが増えた今、それを操作するプレーヤーの質が問われるようになってきたのではないでしょうか。
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