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元女性SEが語るIT業界に女性エンジニアが必要なワケ

IT業界の人材の需要は高く、私が会社員時代にSEをやっていた1020年前のホリエモンなどベンチャー企業の会社がたくさんできたIT成長期は、IT業界は比較的就職しやすかったですが、今もなお需要が高い状態が続いているように見受けられます。

 

 

ただ、IT業界の男女比率で圧倒的に女性が少ないというのが現状です。

 

 

私の会社員時代には、IT業界は男性職場という感じで、男女比率で圧倒的に女性が少なかったです。コールセンターの部署はほぼ女性でしたが、運用部門は少なかったです。私のひと回り上の先輩は技術から離れ、マネジメントの部署に異動する人がほとんどだったので、何歳までこの仕事を続けられるかという不安はありました。

 

 

ただ、今もIT業界の女性の少なさが続いているのは驚きました。

 

 

私は製造メーカーのITの技術支援をしていました。主に、製造メーカーのサーバの保守運用、サポートなどを担当していました。ITの部門に配属したり、お客様が製品をつくっている部署でよくわからない部品が置いてあり、よくわからない専門用語がとびかう300人くらいいる部署で、ITのメンバー1人だけ席にすわり、サーバー管理とお客様のIT関連のサポートをしたこともありました。

 

 

当時、女性エンジニアというのが定着感がなかったからか、お客様の部署にいても最初は質問される機会がすくなかったです。年配の上司の方にはあまり質問されなかった印象があります。それはそうだろうなと思ってたので、男尊女卑感は感じつつも、割りきって仕事していました。ただ、大きいプロジェクトが始まり、残業して汗水たらしてやっていたら、年配の上司から頼ってもらえるようになりました。責任感をもって仕事すれば、女性でも受け入れてもらうことができると思います。

 

 

 

IT業界は男性の方が向いているでしょうか?私はそうは思いません。仕事内容によっては女性の方が合っている場合もあると思います。そこで、ITの仕事で女性の方がむいているのではないかと思われる点を紹介したいと思います。

コミュニケーション能力が高い

私が仕事していたSEはベンダーとお客様の間に入って調整することがたくさんありました。その時に必要なのは、知識はもちろんコミュニケーション能力です。人とのかかわりになるので、やわらかく接したり空気を読むこともあります。グローバルに対応した企業なら、英語でコミュニケ―ションをとることもあり、英語スキルをあげることもできますね。ユーザサポートの仕事だと特にコミュニケーション能力が必要になります。わかりやすく丁寧な説明が必要です。

地道にていねいに作業できる

膨大なデータを時間をかけて処理する機会もあります。その場合、ていねいさ正確さが必要になってきますので、ここも女性がむいている点だと思います。

流行に敏感

企画の部門の場合、流行などを取り入れる必要もあります。女性の方が最新の情報をキャッチする能力に優れていると思います。

人が使うもので使いたいもの、使いやすいものを想像できる

機械は人が使うものなので、人が使いやすいかどうかが問われます。女性はコミュニケーションスキルが男性より高い傾向があるので、人の気持ちを察するのが得意です。ユーザビリティを意識した商品開発する場合に女性目線のアイディアが活躍できそうです。

 

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