こんにちは。日々の仕事でOffice365を利用している場合、チャットやWEB会議のコミュニケーションの道具として、Teamsを利用している方もおられると思います。
新型コロナウィルスの影響により、リモートワークを行うことになり、急にTeamsを使用することになった方も多くおられると思います。今回はTeamsで不具合があった場合に、それを解決する基本的な方法を紹介します。
この解決方法で、少しでも不具合が解決でき、皆様が本来の仕事に集中できる時間が確保できればと思います。
例えば、こんな時に試してみてください。
・Teamsが起動できない。
・Teamsにある一部の機能が利用できない。
・Teamsの動作が遅い。
・自分のチームに設定変更したが、その設定変更がなかなか反映されない。
Teamsの不具合を解決する方法
Teamsの不具合を解決するための方法を紹介します。
1. Teamsをサインアウトして、パソコンを再起動してみる。
2. TeamsアプリのGPUアクセラレータを無効にしてみる。
3. Internet ExplorerとMicrosoft Edgeのキャッシュを削除してみる。
4. Teamsアプリを再インストールしてみる。
1.Teamsをサインアウトして、パソコンを再起動してみる
自分が管理するチームに新しくメンバーを追加した時など、追加したメンバーのTeamsアプリに、そのチームが追加されない場合があります。そんな時は、Teamsアプリから一旦サインアウトし、パソコンを再起動してみてください。パソコンを再起動した後、Teamsを起動すると、追加したメンバーに新しいチームが表示される場合があります。Teamsを起動しなおすことで、自分のアカウントの設定を再読み込みすることで、新しい設定をパソコンに反映させることができるようになります。
操作方法
※パソコンを起動した後のデスクトップ画面から説明します。
① Teamsが起動している場合、画面右上の「顔写真」アイコンをクリックします。
② 新しく表示されたメニューから「サインアウト」をクリックします。
③ Teamsからサインアウトできた後、パソコンを再起動します。
④ パソコンが起動した後、Teamsを起動してサインインします。
⑤発生した不具合が解消されたかを確認します。
2.TeamsアプリのGPUアクセラレータを無効にしてみる
Teamsアプリの設定には、「GPUアクセラレータを無効にする」という項目があります。この設定を無効にしておくことで、Teamsの動作が遅い状況 や WEB会議でのビデオカメラの画像が悪い状況など が改善される場合があります。GPUアクセラレータは、本来は画面をきれいに見せる事やスムーズに見せる事のために使用しますが、この機能を持っていないパソコンでは、これが不具合の原因になる場合があります。
操作方法
※パソコンを起動した後のデスクトップ画面から説明します。
① Teamsが起動している場合、画面右上の「顔写真」アイコンをクリックします。
② メニューにある「設定」をクリックします。
③『設定』画面にある「一般」を選択します。
④『一般』画面にある「■GPUハードウェアアクセラレータを無効にする」にチェックをつけます。
⑤ Teamsを再起動し、不具合が解消したかを確認します。
3.Internet ExplorerとMicrosoft Edgeのキャッシュを削除してみる
Teamsに限らず、Office365のアプリはInternet ExplorerやMicrosoft Edgeとの関連性が強いので、これらのキャッシュを削除することで動作が遅い状況を改善することができます。キャッシュは、一時ファイルと呼びます。一時的なファイルにも関わらず、このファイルが破損して残っていると、余計な不具合が発生する事や動作が遅くなる事につながる場合があります。
操作方法
※パソコンを起動した後のデスクトップ画面から説明します。
① Windowsのスタートボタンから「コントロールパネル」を開きます。
②『コントロールパネル』にある「インターネットオプション」を開きます。
③『インターネットのプロパティ』画面の<閲覧の履歴>にある「削除」をクリックします。
④『履歴の削除』画面にて、「■お気に入りWEBサイトデータを保持する」のチェックを外して、残りの項目(インターネット一時ファイル等…)のチェックを付けます。
⑤「削除」をクリックして、インターネット一時ファイルを削除します。
⑥ Teamsを再起動し、不具合が解消したかを確認します。
4.Teamsアプリを再インストールしてみる
これまでの3つの方法で不具合が解決できない場合には、Teamsアプリを再インストールしてみてください。Teamsでやり取りしているチャットなどのメッセージの情報は、全てOffice365のクラウド上にありますので、Teamsアプリを再インストールしても削除されませんので、ご安心してもらえばと思います。
操作方法
※パソコンを起動した後のデスクトップ画面から説明します。
Teamsアプリが起動している場合には、操作する前に終了しておいてください。
① Windowsのスタートボタンから「コントロールパネル」を開きます。
②『コントロールパネル』にある「プログラムと機能」を開きます。
③『プログラムと機能』画面にある「Microsoft Teams」を選択し、「アンインストール」をクリックします。
④ アンインストールが終わった後、パソコンを再起動してください。
⑤ パソコンを再起動した後、Microsoft EdgeなどのWEBブラウザからOffice365へサインインしTeamsを開いてください。
⑥ Teamsを開くと「Windowsアプリを入手」をクリックして、Teamsアプリを再インストールしてください。
⑦ Teamsアプリへサインインし、不具合が解消したかを確認します。
参考情報
Microsoft Teams をアンインストールする
Microsoft Teams をダウンロード
Teamsの不具合を解決する基本的な対応方法を紹介しました。
何か不具合があった場合に、これらの方法を試してみてください。
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